■ 初めてのロングラン

1999年8月7日

スケート仲間であるマークさんに煽られて、ついにロングランを決行。(笑)

墨俣城の駐車場に車を止めて、やや緊張した面持ちでサイクリングロードへと進む。

マラソンのようなロングランは暑さとの戦いだ。万全所準備を行わないと取り返しのつかないことになる。
今日の装備は次の通りだ

靴をリックサックに詰めて、いざ出発!

いきなり強烈な逆風。(T-T)
自然は私の挑戦を阻むかのようだった・・・。

懸命に蹴る・蹴る。

日差しは強いが強烈な逆風がかえって扇風機の役割を果たしてくれているようだ。

3kmあたりに「犀川」を渡る赤い橋がある。
「なんて事は無い」と思っていったが下り坂がかなり急だった。

・・・ここで、私は既にミスを1つ起こしている。

なんと、ブレーキを外したままになっていたのだ。

ここはTストップで止まれるような生易しい坂ではない。
ぐんぐんスピードは上がっていく・・・。

意を決して

「パワースライドォォォ(しかもフロントから)」

「どかーん!!」

見事に転けた。(笑)

しかも、事もあろうかニーパッドがずれてしまい膝を擦り剥いてしまった・・・。

いきなりの負傷。
痛い・・・。(T-T)

ここでへこたれては、自分のプライドが許さない。
気を取りなおして進むことにする。エライぞ自分。(笑)

7kmを越えたあたりで名神高速道路をくぐった。

そこをからすこし進むと小さな水路があったのだが
そこで、偶然にも「カワセミ」を見ることができた。
「カワセミ」は私に気がついたのか「清流の宝石」と言われる美しい羽を広げて飛び去って言った。
日本の大動脈である名神高速道路のすぐ横のお世辞にも綺麗とは言えない水路で「カワセミ」に出会えたのは感動だった。
動物達のひたむきな生きる姿を垣間見た気がした。

こんな思わぬ発見はロングランの魅力の1つである。

さらに進み、もう少しで「南濃大橋」というところで、始めての休憩をする。
目の前には青々とした稲が生える田んぼが広がり、稲は風に吹かれ優雅にゆれている。

この道はいつも車で通っている、見慣れた風景なのだが、自分の足で来てみると、風景の見え方も変わるようだ。

一応、目標であった「南濃大橋」に到着。
でも、まだ足には余裕がある。帰りはこの強烈な逆風が追い風になって楽になるはずだ。

と言うことで、次の「東海大橋」まで行ってみることにする。

これが

悲劇の始まりだと言うのに・・・。

次の「東海大橋」までは6kmほどあるのだが、急に足に疲れが出てきた。
何度も休みながら「東海大橋」を目指す。
もう、周りの景色を楽しむ余裕など無くなっている。

「ひぃひぃ」言ってやっとの思いで「東海大橋」に到着。
袂の春日神社で顔を洗う。

すぐそばに「サークルK」があったので水分の補給とクールダウンを目的に、スケート靴を履いたまま店内に突入。(笑)

「ウーロン茶」と「アクエリアス」と「アイスボックス」を購入し店先で涼みながら「アイスボックス」をほおばる。

「さて」と、元来た道へ戻る。

「さぁ、追い風だ、楽勝だろ」

と、はりきって滑ると違和感を感じる。

「あれ?なんか変」

そう。

追い風で走ると、自分の周りは無風状態になる

のである、熱い。(>_<)

よりによって

雲の切れ間からサンサンと日が降り注ぎ、雲と同じスピードで移動してる

のだ。
おかげで

ずーっと、照り返しにさらされてる。

もう、2kmほど進むたびに休憩するハメになる。
しかも、靴擦れが酷くなり、ちょっと触っただけで痛くなってる。
特に土踏まずの部分が酷い。

足にあってない事が、ここにきて問題化してしまった。

しょうがないので、インソウルを外し土踏まずが当たるのを少しでも減らした。

もう、暑さと疲労と靴擦れでボロボロになっていた。
もう、黙々と滑るだけである。

ようやく、羽島大橋の袂の酒屋さんの自販機までたどり着き、冷たいウーロン茶にありつく。

再び、孤独な状態で黙々と進む。

出発してまもなく膝を擦り剥いた橋を渡った。

「後、少しだ」

そう思うと、スピードがぐんぐん上がっていった。

横の道は渋滞してる。そんな車を横目に見て走る。

そして、ついに出発地点の墨俣城に到着した。

「やったぁ。やったぞぉ〜。」

私は1つの事をやり遂げた満足感に浸っていた。

幸い、体が疲れている以外は、次の日に影響は無かった。
そのかわり、足が少し太くなった気がする・・・。


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